大学のとき大変お世話になった先生 - プログラミングの師匠 - の言葉。なぜか急に思い出した*1。
何かしらの情報システムを作る時にプログラマーがコンピュータを使わない解決策を提案することには大きな価値がある、といった意味。プログラマーはコンピュータに最も精通しているからこそ、コンピュータを使うべきでない局面を見抜けるのではないか？というような思想を先生は持っていたのだと思う。
その思想が正しいのかどうか･･･俺にはまだよくわからない。
ただ、プログラミング･･･というか仕事全般においてノートとエンピツは未だに（ほぼ）必須だし、ホワイトボードやポストイットのようなアナログなツールの価値はまったく薄れていない。今書いたようなことはちょっと極端な例示かもしれないけど、コンピュータを（今のところは）使わないほうがいい局面ってのは結構あるものだなぁと思う。
プログラマーは普段からコンピュータに触れてるのでどーしても色々なことにコンピュータを使ってみたくなる。それ自体は別に普通だし、そういったムチャな取り組みから革新的な事柄が生まれるものだろうし。
だからこそ、プログラマーの必殺技であるコンピュータをあえて使わない、という選択肢には価値があるかもなぁ、となんとなーく思ったのでした。
*1:つーかホント俺の思想は恩師寄りだなぁ･･･プログラミングの師匠なので当然なんだけども
