どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?がやたらと盛り上がっているので。FizzBuzz 問題に関してははてブがスゴイことになってるのでそっちにお任せ。
ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。
プログラミングを学ぶのはとても難しいことなのだと思う。「プログラミングの仕事への応募者200人中199人はコードがまったく書けない」と言われてしまうぐらいには。
だからこそ、コンピュータサイエンス学科出身者は自信を持って欲しい。
Fizz-Buzz 問題をすぐコードに起こせるなり紙に擬似コードか何かで解き方を示せる。これがすぐにできるだけの基礎体力を大学 4 年間でみっちり積んできた―そう胸を張れるのなら、自信を持って社会に出て欲しい。
「コンピュータサイエンス学科を卒業していようが未経験だろうが、新人の生産性は皆低い」という戯言は聞き流そう。確かに、プログラマとはいえサラリーマンなので、仕事のすすめかたやビジネスマナーや社会人としての振舞い方なんかでのレベルで見れば新人は皆同じに見えるだろう。
けれど、プログラミングに関しては絶対的な差がある。「Fizz-Buzz問題」がすぐに解ける基礎体力はそう簡単には身につかない。まぁ未経験でも天才的なセンスを持ってるやつにはすぐ追いつかれるかもしれないが、他人は他人。我々凡人が慎重に、花を愛でるように、時間をかけてゆっくりと育んできた基礎体力は捨てたものではない。
アメリカと比べて日本のコンピュータサイエンス学科卒業者はどーにも不遇だけど（まぁ実際ヒドイのも多いんだろうけど･･･）Fizz-Buzz 問題がすぐ解けるぐらいの力がついてるなら何も心配ない。明日から何の憂いも無くガンガンコードを書いていって欲しい。
