環境
Instance Viewerの公式の説明
データベースの状態をグラフィカルに表現する新しい機能で、入出力・待ち・イベント・ストレージ・ログスイッチ・プロセス、をビジュアル化します。サーバーサイド側の準備は特に必要なく、オブジェクト・エージェント・データベース変更などは不要です。このSQL Developerの新機能は現在進行中のパフォーマンス問題を診断するための時間を短縮します。メインページから、DBAと上級ユーザは詳細を参照するために各種のアクティビティレポートへすばやくドリルダウンできます。
SQL Developer 4.1 New Features よりInstance Viewerの項のみ抄訳
使って見る
こんな感じ。
上のキャプチャはcreate table ... as select ...
を実行している途中のもので、右下のSTORAGEからその左のMEMORYへの矢印がお互いに815block/sになっているのがその反映になっている。
キャプチャを見れば分かるとおり、Oracleインスタンスのかなりざっくりとした情報が見れる感じである。とはいえ、ライセンスとかDB変更とかが必要無い(権限ユーザでログインする必要はあるが)のにこれだけグラフィカルに表示してくれるのは中々強いような気がする。
説明文にもあるとおり使い方の想定としては、数秒おきにリアルタイム更新されてるのを見て、何か問題が起きたらここでだいたいの傾向を見て、それから詳細を追う、って具合と思われる。