冗談のつもりで買ったら、ホントーに冗談のような他愛の無い本だった。かなりユルい内容の作りなので、とても実戦会話術として使えるとは思えないが、タブン書名自体が釣りなんだろう。著者はわかってやってると思われる。
本書のノリはアレですよ。武士道といってもブシドー、プレジデントマンの木曜洋画劇場の番宣の雰囲気が漂いまくりです。('A`) <ブシドー ('A`) <サムラァイ
とはいえ、blog 書く人にとって古式ゆかしさ薫る日本語の語彙数は増やして置いて損は無いように思う。何かを表現する際に、選択する言葉一つでエントリのニュアンスは変化する。あえてフザケタい場合や、ややこしい言い回しで遠まわしに茶化したい場合に、本書で出てくる言葉は中々使える。
が、実際に使ってみたいのは、今が旬なのもので例えると「シグルイ」だよなぁ。「ゆすげ」は一度でいいから使ってみたい日本語です。
日常生活で使ってみたい「侍」の日本語―武士の言葉を現代に応用した実戦会話術
- 作者: 市川スガノ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (4件) を見る