3分間DNS基礎講座 - kagamihogeの日記

書名は「3分間DNS基礎講座」になっているけど、DNS 以外に TELNET と FTP の解説もされている。といっても書籍の 8 割程度が DNS についてで、残り 2 割を TELNET と FTP の解説が占めている。後者 2 つはオマケ的に入れた感がありますね。

それで肝心の DNS についての解説だけど……俺個人としてはわかったようなわからないような……なんともモヤモヤな状態です。DNS の構造と動作について一通りの理解は得られた……ような気がする。今ひとつ何が理解できて何が理解できなかったか整理できてないんですよね。経験上、こういうときってアンマリ理解出来てないケースが多いからなぁ。

で、イマイチ腑に落ちない状態に陥ってる原因について考えたんだけど。DNS の名前解決の仕組みが事実上インターネットのインフラになっていることや、DNS の構造と動作についての大雑把な理解は得られた。だけど、なぜ DNS がインターネットにおいて重要な位置を占めるのか、についての議論が少ないせいなのかなぁ、と。いやまぁ、ドメイン名を使う利点とかちゃんと書かれてるじゃん、てことでそれ以上何があるかねって話なんだけど、なんでかモヤモヤ感が消えないんですよね。マジで何なんだろう、この違和感は……

あとは実際に DNS 運用したりしてさわった経験が皆無だから、ってのもあると思う。本書は TELNET と FTP についてサラッと触れているんだけど、こちらは紙幅の割りに色々理解が進んだし。対して DNS ってフツウに Web 使ったり Web アプリ作ってる上ではまず意識しないからなぁ。