情シスオフ 2nd - 情シスがこの先生きのこるにはに行ってきました。
俺は非情シス側の人間なのでディスカッションや情報共有には余り加わりませんでした、というか加われないのだけど。そんな開発側に居る俺が席数を消費していいのかな……とも思ったりもするのだけれど。でも、情シス側の人たちがどんな思いで仕事してるのか、とかは個人的に興味あるテーマなので好奇心を抑えきれずに参加した、という感じです。
俺は開発側というか下請に居るのだけど、ここ 1,2 年ですごく疑問に感じてきたことがあるのですよ。それは、俺らが作ってる業務アプリってホントにお客様の役に立ってるのかなぁ? ってモノです。情シスの人たちってのは、俺たちのような人種が制作したアプリを運用する側面もあると思うのですよ(俺が制作したものを運用してるかどうかは別として) で、そういう人たちの集まりに顔を出せばこの疑問をいくらか解消できるのでは……と思ってたところに「情シスオフやるよー」って情報が入ってきたわけです。
そんなわけでレポートとてしては特に中身が無いです。すいません。どんな話してたのかは、たぶんその内ブクマタグ sysoff2 や Twitter のハッシュタグ #sysoff2 で追えるのでそちらからお願いします。
で、俺の疑問に対する回答だけど……これって情シスの人たちも、姿形や向いてる方向性は色々違うけれども抱えてる疑問なのかなぁ、という気がしている。ていうか今まで情シスってのがどんな仕事してるのか良くわかっていなかったのだけどさw
でも、第一回、第二回と顔を出すことでようやくちょっと分かってきた気がする。まず、情シスの仕事は会社により千差万別。会社も違えば IT の使い方も変わるのは考えてみれば当然のこと。「情シスって固定費扱いだよね」みたいな一定程度の共通点はあれど、会社固有の問題点を解決出来るのは結局自分たちだけ、というのが実情のようだ。
かといってリソースというのは何時だって限定的なわけで、その中で何をし、何をしないべきか……というのはどの情シスさんも手探り状態のようでした。で、主催の id:kirara_397 が「ある情シスの楽しい一日」と題して管理者の一日をサラッと流していたのだけど、これってものすごい偉業だと思うのですよ。IT の利用に関して統制の無い状態に一定程度の秩序を構築する、って、並大抵のことではない、と驚愕したのは俺だけじゃないはず。聞くと半年かけて今のルーチンワークを作り上げたとのこと。なんていうか、実はこういう一見泥臭いアプローチの中にこそ美しい正解が潜んでいるのでは? と感じる昨今です。
あとは、はぶさんんが即興(!)で仕上げたプレゼンが受託開発の人間としてはすごく興味深かったです。会社の規模や要求されるプロセスの成熟度によって、要求される IT の種類や規模は動的に変化するのでは? という仮説というか何というか。多重下請構造の中で制作される業務アプリやその開発プロセスてのは大企業が要求する水準に最適化され過ぎてるんじゃないのか? とか。数人規模の会社ではそもそも IT の I の字も無いんだけど、それってちょっとおかしいというか、コンピュータの力を活かしきれて無いという点で勿体無くないか? とか。
とマァそんな感じでまとまりが無いのだけど……俺自身もまだまだ、そもそも疑問点は何なのか、何故こういうことを疑問に思うのか、どんな行動が取れるのか、とかが整理しきれてないのが現実なわけでして。まぁいいや サァ 行くか。
最後に飲み会で俺と話してた人にしか通じないネタ。
左から 04, 5, 6 すっごいジャマだよ! でもなんとなく捨てられないよ!