@it-仕様書をExcelで書く人
某社にいたころ正に方眼紙モードだった・・・。もーあれはホントストレス溜まります。
方眼紙モード
セルで区切られたマス目状の空間に無理矢理レイアウトされた(Excelの)文章(=仕様書)
のこと。もう考えるだけで恐ろしい、メンテするのが地獄な仕様書です。
以下、方眼紙モードに限らず、Excel仕様書の「絶技」を抜粋。
一文を2つのセルにわざわざ分けて2行に見せていたり、行の[折り返して全体を表示する]で自動で2行になっているのをスペースを入れて体裁を整えていたりする表を時々見ます
空セルを書式表現のために使う
1つのシートに、縦に表1と表2が並べてあるドキュメントなのですが、表1に列を追加しようとしたところ、当然ながら表2にも列が追加されてしまうのです。
そして、表1と表2の間の文章も、追加した列によって変に分断されてしまいました。列の幅を変更しようとしたときも同様です。セルを区切るのに直線ツールが使ってあったり、ある文字を消すのに「オートシェイプの四角形」が貼ってあったり。
テキストボックスだけでExcel文書を作っていた人がいました。
上で書かれてるのは俺もすでに経験してますが、ホントイライラします。これに加えて「お客さんとの打ち合わせ時には仕様書はすべて紙に出す」なんてルールがありました。そんな絶技で作られたファイルがうまく印刷に出るはずもなく、枠がはみ出すわ、ファイルごとに文字の大きさが違うわ*1と・・・
適材適所
理想はこうあるべきだと思います。
文章中心のドキュメントならWord、表的なドキュメントならExcel、図中心ならVisioを使ってほしい。
今いるとこは、要求仕様書や機能仕様書といった文章中心のドキュメントにはテンプレートが用意されています。長年に渡りテンプレートの改訂が続けられてきたせいか、見やすいし書くほう(メンテするのも)もそこそこやりやすいです。
テーブル定義なんかの表が適したのはExcel使ってます。
ちょっと特殊かな?と思うのはPowerPoint多用するところ。なんかの機能などの概略をざっと図入りで示したい場合の資料はPowerPointで作ることが多いです。
*1:書いてる人によってポイント指定が違う