http://openjdk.java.net/jeps/289 をテキトーに訳した。Javaの歴史を感じる……
JEP 289: Deprecate the Applet API
Owner Daniil Titov Created 2016/02/09 22:36 Updated 2016/05/26 17:34 Type Feature Status Completed Component deploy?/?plugin Scope SE Discussion jdk9 dash dev at openjdk dot java dot net Effort XS Duration XS Priority 3 Reviewed by Andy Herrick, David Dehaven, Kevin Rushforth, Stuart Marks Endorsed by Kevin Rushforth Release 9 Issue 8149502
Summary
Applet APIを非推奨化します。webブラウザベンダはJavaブラウザプラグインサポートを削除するため、このAPIはもはや重要でなくなってきています。開発者には代替テクノロジとしてJava Web Startやインストールするアプリケーションなどを紹介します。
Motivation
webブラウザでJavaアプレットを実行するにはブラウザプラグインの使用を必要とします。しかし、2015年後半時点で、ブラウザベンダの大半はプラグインサポートを削除済みであるか、削除に向けてのタイムラインをアナウンスしています。ブラウザプラグインが無くなれば、Applet APIを使う理由は無くなります。
Description
以下のクラスに@Deprecated(since="9")
アノテーションを追加します。
- java.applet.AppletStub
- java.applet.Applet
- java.applet.AudioClip
- java.applet.AppletContext
- javax.swing.JApplet
次回のメジャーリリースにおいてはApple APIの削除は予定していません。よって、アノテーションにはforRemoval = true
を指定しません。これ以降にAPIの削除提案を行う段階で、前もって少なくとも一度のメジャーリリースにおいてアノテーションにforRemoval = true
を追加します。
appletviewer
ツールも同様に非推奨化します。非推奨化の警告はツール開始時に標準エラーストリームに出力されます。
Risks and Assumptions
本APIを使用する全コードに対してJavaコンパイラが非推奨化の警告を出す可能性があります。もし警告がエラーとして扱われる場合、ビルドエラーとなる可能性があります。