@ITの掲示板はトップページに上がってきた中で気になったタイトルがあれば読むようにしています。ただ、時たまものすごい古いスレッドが上がってきたりします。上のURLのスレが立てられた時期が一年前で驚きました。
それはさておき、日本語の使用を許可するかどうか、ってヤツ。私は半分賛成、半分反対です。
賛成の理由
以前、とある業務アプリに関わったことあるんですが、お客さん固有の用語は日本語にしたほうがソース読むときに分かりやすいです。「str顧客名」とかそんな感じ。顧客名、のところは十文字ぐらいの漢字が並ぶわけだけど、さすがにそんなんになるとローマ字書きだと苦しい。簡単に英訳できるものばかりならいいんだけど、必ずしもそうじゃないからなぁ。
それと、消極的な賛成理由として、COBOL屋さんにはその方が有難い･･･らしい。件の業務アプリはVBだったんだけど、プログラマーの大半がこれまでCOBOL一筋だった方々ばかりでした。要はVBでCOBOLをやりたいと。まぁ･･･初めてVB触る、ってんなら止む無し、なのかなぁと一応は納得してたけど･･･。
反対の理由
なんといってもタイプしにくい。気持ち悪い。ソースに日本語があらわれる生理的嫌悪感はなんとか慣れることは出来たけど、タイプのしにくさはどうしようもなかったです。でもやっぱり、load売上情報とかset顧客なんてのは最後まで違和感バリバリでした。気持ちはわかるんだけど、うーん･･･みたいな。
あとは海外展開の問題。ソースに日本語使う時点からして海外に持ってくなんてことは考えてないとは思うけど。もしそうなったら色々地獄だろうなぁ。
結局、消極的賛成
本音を言えばソースに日本語を許可するプロジェクトには関わりたくないです*1。やっぱり気持ちが悪いんですよね。
ただ、メソッドや変数に「日本語でないと表現が難しいモノ」がある場合は可読性のために使ってもいいかなぁと思います。なので基本的には業務アプリ限定の話になりそうかな？
自分の結論としては、日本語を使うことによって上がる（と思われる）可読性、に対して、タイプ数の増加・気持ち悪さ等が引き換えに値する、かどうかが判断基準になりそうです。
