kagamihogeの日記

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3分間ルーティング基礎講座

ソフトウェアを開発することを生業にして数年経つが、これまでネットワークとその関連技術に注意を払うことはほとんどなかった。今思うと少々恥ずかしい限りではあるのだけど、ケーブル繋げばインターネットに接続できる何か以上の感想を持つことが無かったのである。そんなわけで、ここのところネットワークとはそもそも何ぞや、どんな風に繋がっているのか、なんでインターネットは動作するのか的なところに興味が出てきた。そんなわけで、いくつか入門書を読み始めている。

で、今回この本。前著 3分間 ネットワーク 基礎講座 は旧 2 種で書いてあることも多いんで割りとサクサク読めたんだけど、今回は半分ぐらいぱっぱらぱーであったw

1 章 IP アドレッシングとルーティング
2 章 AS 内部のルーティング(IGP)その 1
3 章 AS 内部のルーティング(IGP)その 2
4 章 AS 間のルーティング(EGP)
5 章 スイッチングの基礎
6 章 スイッチングの技術

3分間ルーティング基礎講座 (世界一わかりやすいネットワークの授業) 目次 より抜粋

1,5,6 章は俺にとってはそんなに難しくなかった。比較的身近な話題でもあるし、旧 2 種の知識をベースにして何とか理解がおっつく範囲である。が、この本の肝であるルーティングを扱う 2,3,4 章はかなりよくわからんかった。というか、イメージが良くわかなかったと言うべきか。Web アプリの開発とかしているとマッタク気にしないで済む部分なので致し方ないといえばそうなんだけども。そうなんだけども……うーん……

ただまぁ……ルーティングという技術はこういうものだ、というのは何となく理解は出来た、と思う。

結局、ルーティングって 2 つの意味合いがあると思います。「宛先への経路を決める」「障害がある経路を回避する」です。つまり、ルーティングって障害に対応するための技術の 1 つってわけなんです。

3分間ルーティング基礎講座 (世界一わかりやすいネットワークの授業) 補講 4 「ルーティングと耐障害性」 P.202 より抜粋

あとは VLAN のとこが個人的に面白かったかなぁ。むかし「同じスイッチングハブなのになんでケーブル繋いでも繋がらないの?」「VLAN だからです結論」的な今思うとかなり恥ずかしいやり取りをした経験があるので。ネットでぐぐったりしてある程度は学習してはいたんだけど、この本読んでああそういうことーとだいぶ理解が進んだのですよ。


いやなんつーか、ネットワーク系の技術者ってすげーなぁ……って最近思うようになりました。

3分間ルーティング基礎講座  (世界一わかりやすいネットワークの授業)

3分間ルーティング基礎講座 (世界一わかりやすいネットワークの授業)