一番驚いたのは、合コンってものを怜悧に分析していること。人間の営む活動をここまで解析できる社会学ってのはすごいなぁ、と純粋にびっくりした。
合コンってものには片手の指で足りるほどしか参加したことのない俺にとって、合コンってものがここまで高度儀礼化した代物だとは思わなかった。なんかメンドウな場所なんだなーって感じです。
一番メンドウに思えたのは、合コンでは本音は一切出さず当たり障りない会話に終始すること、っていう暗黙の圧力が働くところ。そりゃまぁ初対面でいきなり「最近のホッテントリによく見るモテ非モテの議論ってどう思う?」とか言わないけど、ツガイ相手探してるのにちょっと悠長過ぎるんじゃないかなぁ……と。
まぁ合コンってのはそんなガツガツした場ではないし、表層的なやり取りに終始する理由は意味は本書で議論されてるのを読んだから、ある程度は理解したつもりだけどさ。
そこで思ったのは blog は出会い系ツールとしてそこそこ優れてんじゃないの? ってこと。
勉強会後の懇親会で何度となく思ったのは、対面で話せることには限りがあるなぁって。もちろん対面だからこそ出来る情報交換はすごい楽しいし重要なんだけど、まとまった情報を相手に渡すのにはちょっと向いてないかな、と。でまぁ今なら blog がまとまった情報を渡す自己紹介ツールとしてかなり優れてるなーと最近思うことがちょくちょくあった。
合コンもおんなじで、興味があったら後で blog 読んでみてねメソッドは使えるんでないかなーって。もちろん、メシ食って寝たじゃなく、ガチで色々書いてることが前提条件だけどw
もうアレだよね。はてなは「はてな出会い(略して はてあい)」サービスやればいいんじゃね。はてダで 50 とか 100 とかエントリ書いた人対象にして「あわせて会いたい読みたい」でマッチングサービスすればいいんだよ、とか言ってみる。なんだかんだいって blog って本性出る場所だから使えるじゃないかなーってなんとなく思ったのでテキトー書いてみたw これはもう「はてなダイアリーはモテ」なんて時代がくるかもわからんねw
- 作者: 北村文,阿部真大
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/12/13
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