Seasar2 プロダクトの Teeda + S2Dao の入門書。これまで雑誌や web でハウツー的なコラムはちょくちょくあったからそれで充分な人にはこの本は要らない。また、本書に書いてあることは本家のドキュメント Teeda - Welcome や、様々なトラブルシューティング・ Tips は Seasar-user 保存書庫 にたいてい載ってるので、そっちで満足してる人にも要らない本。ただまぁ本というまとまった形で触れたい人(俺とか)には良い入門書だし、何より本になってると布教しやすいという利点があるw
Teeda + S2Dao は雑誌や web の紹介記事でちょっとだけしか触ったことないレベルでこの本読んだんだけど、いやすげーわこれ。web アプリの新しい仕事来るかも、って話だったんで、この本片手に Teeda でとりあえずのプロトタイプ作ってみたわけですよ。そしたら 1 日で 40 画面ぐらいの画面遷移ぜんぶと値の引渡しと簡単な DB アクセス機能作れちゃったし。まぁエラー処理とか他の処理は当然マッタク作ってないけど、画面周りはおおよそ終わっちゃったわけで。Struts 以外のフレームワークをまともに知らない俺にとってはホント驚愕の体験だった。
基本的には入門者向けの良い本だと思うんだけど……残念なことにちょっと誤字が気になる。特に P100 のサンプルコード。
<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title>ForEach</title>
これはひどいw ForEach 機能の紹介だから html-head-meta も繰り返してみましたー……ってんなわけないよねw
今回は本読みながらサンプルを地道に書き写すというかなり原始的な勉強スタイルでやってたんで、ホントびびった。初心者向けの本だからこそ、この辺はちょっと残念だったなーと思いました。
Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: ひがやすを
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 大型本
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