kagamihogeの日記

kagamihogeの日記です。

ブログを見る眼

ニュースサイト界の王子 @nifty:@homepage:エラー がウチの 名画を見る眼 - kagamihogeのblog というエントリに反応してたのを受けて。

要するに、「タイトルで記事を読むかの判断をする」も"ブログを見る眼”なのだ。

まなめはうす 2008-03-09 (Sun) 18:57 ことば より

これを読んで思い出したことが一つ。ただし、blog 審美眼のような判断基準の眼ではなく、blog というのはどういう風に読まれるか? という内容。

blog 書いたり読んだりしてる人にとっては当たり前のことだけど、blog のエントリって基本的に単発で読まれる。はてブ入りしちゃったりなんかすると、その傾向は更に加速する。んでまぁ、RSS 購読してればその人がなんでそんな発言するようになったかの経緯がわかったりするんだけど、大抵はそこまで読まれずに、そのエントリに対してだけトラバとかはてブコメとかがつく。

アルファなんたらーで呼ばれる人たちはともかくとして、俺のような小市民の blog のエントリがなんかの間違いではてブ入りしちゃったりすると、まぁ間違いなくそのエントリに対してだけなんやかやの反応が返ってくる。

こういうのを「文章だけのやりとりってオソロシス」って言う人がいるけど、これって面白いことだよなぁ、と最近思うようになった。

そう思うようになったきっかけは これ。コレ、激しく愚痴はきてぇーって気分で書いたんだよね。というのも、上司とこんなやり取りがあった。

上司「来年は新人タクサン来るが、新人を全員同じレベルになるように育ててくれよ」
俺「いやー 1 年後に 2 人残ってればいいかと……プログラマの教育に関しては、全員をマッタク均等なレベルに揃えるなんてできっこないですよ。むしろ 2 人残ってくれれば良いくらいの勢いでもいいんじゃないですか?」
上司「ちょw そんなことを言うなって。せっかく雇うんだから、全員使い物に育ててくれないと困るよ」

ここ 2,3 年は新卒確保がやたら難しくなって金食い虫になってるから、「全員使い物に〜」ってのもわからないでもない。でも、俺は大学んときの経験から「そんなんムリ」って思ってるんだけど、上司は聞いちゃくれなかったんだよね。そこには上司とぺーぺーな俺って立場とか、人間関係とか、色々あって、まともな議論にならなかった。

で、そんな消化不良なフツフツとした思いを blog にブチまけた。そしたらブクマとかトラバとかがついたんだけど、そこで思ったのは、あーネットの人たちは俺がどこの誰とか幾つとか立場とか関係なく、文章だけを見て色々コメントつけてくれてんだなぁ、って。
そんなわけで、個々のエントリで判断される、っていう「 blog を見る眼」はすげーっていうか面白いなぁ、って最近思うようになってきたわけです。

いやまぁ何が言いたいかっていうと blog おもしろいよーってことですw