kagamihogeの日記

kagamihogeの日記です。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

LL な言語をまともに勉強したことなかったので一通り読んでみた。Ruby への愛がアップ。

Pascal > C > Java と比較的かたい言語渡り歩いてきたのでイマイチ動的型付けな言語に苦手感があったんだけど、触ってみるとこれはこれで楽しいもんだなぁ、と。Ruby 界隈でよく言われるサクサク感ってのがちょっとだけ理解出来た気がする。

なので本読んでる最中はキメェキメェ連呼しまくってました。Java を長いことやってきた人間からすると、記法があまりにも簡潔過ぎて違和感バリバリだったもので。


100.times { }

とか出てきたときは大騒ぎ。でも「100 回なんかしたい」んだから、なるほどーこれは確かに C とか Java には無い合理的な書き方だなぁと。


count.sort{|a,b|
a[1] <=> b[1]
}.each{|key,value|
print "#{key}: #{value}\n"
}

とかの教科書の例も最初はしばらく悩んだけど「sort して each したい」んだから、この書き方はアリだなぁ、とか。そんな感じに楽しく Ruby のファーストインプレッションは終わりました。



ここから個人的な Ruby について感じたことをテキトーに書く。私的にはかなり楽しいし面白い言語だと思う。ただ、チームで Ruby 使うとなると……ちょっと考えてしまう。Ruby の、最小限の記述で最大限の意味を生み出すような超簡潔な記法は人を選びそうな気がする。Ruby のやり方というか魂みたいなのに共感できる人たち同士ならものすごい速さでコード書けるんだろうなぁ・・・と感じた。

ブロックを多用するやり方は慣れに時間がかかりそうなんだよね。いやまぁ、どんな言語でも慣れるまでには時間かかるんだけどさ、なんでもかんでも RoR って流れはちょっと怖いなぁって。既に Java に慣れ親しんでるなら、まだまだ Java でもいいじゃん? みたいな。

うーん JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド 読んでみようかな。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング