kagamihogeの日記

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オブジェクト指向は大切と言うけれど

デザインパターンなんかのオブジェクト指向に因る技術が大事なのはよくわかる。けれど、それって本当にそんなに重要なものなのかな。むしろ CODE COMPLETE 第2版 上 とか Cプログラミング診断室 とかで書かれてるような、一行一行を大切に書く心がけのほうがよっぽど価値があるんじゃないか、と。

変数・関数名に適切な名前をつける、関数が長すぎないようにする、同じコードを繰り返さない etc,etc。こういう原理・原則をしっかり守って書かれたコードはバグが出にくいし、出ても直しやすいことが多い。業務アプリでは後から手の入らないコードはほぼあり得ないから、一行一行が大切に書かれていることは品質の源泉になる。

オブジェクト指向の考え方やデザインパターンは派手でカッコイイ(?)けど、それらの技術を適切なときに適切に使うことは難しい。それよりも、一つ一つはそんなに難しくないし地味だけどよっぽど効果のある CODE COMPLETE 第2版 上 とかに書いてあることをしっかり守ることのほうが重要なのではないか、と。

それに、個人的には一行一行を大切にすることがオブジェクト指向プログラミングに繋がっていくと思っている。俺は、オブジェクト指向プログラミングの本質はコードから立ち上ってくるものであり、決して上から降ってくるものではない、と考えているから。