ちょいと所用でデカイ病院へ行ってきたときの話。
最近の病院はどこもそうなのかは知らないが、電子カルテ(といっていいのかどうかわからないが)が導入されていました。職業柄、どうしてもそこに目がいってしまうものです。
見た目はふつうのWindowsアプリ。どこ見てもIBM PCばっかり(ディスプレイもIBM)だったんで、ベンダはまぁそこかなと。う〜ん、コレ(電子カルテシステム CIS-MR(Medical Record))にそっくり。
色んな部署をたらい回しに巡ったんだけど、検査結果やらX線写真やらが共有がネックになってるできてるのはちょっと感動。従来だと患者が写真持って回ったり、コピー取る必要があったろうし。まぁ推測に過ぎないんだけどさ。
ただ、いいことばかりでもないらしい。担当医とちょっと雑談まじりにそのシステムの話聞いたんだが・・・あまり良い返事がかえってこなかった。年いってる先生だけど、軽快にキーボード打ってたんで使いこなしてるかと思いきや「(紙ベースの頃と比べて)仕事が倍になった」と、ため息混じりにありがちなお言葉が。*1
ありがちな話だけど、どこに何を入力したらわかり辛い、入力値の自動反映がされたりされなかったりする場所がまちまち等。使い心地は必ずしもよろしくなさそうでした。週何日か終業後にヒアリングしてたようですが「あれだけ時間割いたのにこれかよ」的なことを言ってました。
なんつーか「ワカリマスワカリマス」な話だったんでもう苦笑いするしかありませんでした。
*1:あれこれキーボードで打ったところで最終的には印刷して署名・捺印せにゃならん書類が多いからなのかなぁ?