シンドラー「プログラムミスで誤作動」・事故機と別機種
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060616AT1G1602M16062006.html
例の事件だが･･･俺もプログラマーの端くれ。色々思うところがある。
バグのないプログラムなど存在しない。完全に動いているように見えるものも大概は99.9999..%の信頼度なだけ。まぁ、現実的にはそれ以上の完全性望むのは難しいし意味無いし。0.0000..%の確率でおこるよーな事態は人間様の柔軟性に期待したほうがええってことで。
そういう意味では同業者的にも同情したいとこだが、しょっぱいプログラマが担当してたかもしれんからなぁ。それとも、ろくすっぽテストさせてもらえずに出荷を急がさせられたか･･･。テスト省いたソフトはたいていロクでもない末路辿るからなぁ。
今の時代、ソフトウェアが乗ってない機械なんてほとんど無い。エスカレータ、信号機、鉄道、航空機、自動車･･･。小型化・低価格化の流れで自動車なんか数十個〜のCPU乗っけてると聞いたときは驚いたよ。ブレーキやらエンジンの制御を機械でやるよりソフトでやるほうがスペース制約も有利に働くんだってねぇ。
危険を恐れては技術は前に進めないが、プログラマーの責任は高くなるばかりだね。
